例として血圧の薬を含む服用時間の異なる3種類の薬を30日分受け取る場合を示します(保険点数は2020年4月の改定に基づく)。
院内処方の場合
・処方料42点
・特定疾患処方管理加算 66点
・調剤料11点(院内処方では薬が何種類あっても変わりません)
・薬剤情報提供料10点
合計129点(1点が10円)ですから負担割合3割の患者さんでは支払い額は1,290×0.3≒390円です。
院外処方すなわち薬局で薬をもらう場合
・処方せん料68点
・特定疾患処方管理加算 66点
(ここまでは医療機関で算定され以下は薬局で算定されます)
・調剤基本料42点
・地域支援体制加算38点
・調剤料77点×3=231点(院外処方では服用時間が異なる薬があるとそれだけ多くかかります)
・薬剤服用歴管理指導料43点
合計488点(1点が10円)ですから負担割合3割の患者さんでは支払い額は4,880×0.3≒1,460円です。
つまり院内処方だと1,070円も安くなります。
この差が毎月積み重なっていきます。
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